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色々なウェブサイトをみていると、リンクに「ここをクリック」や「詳細はこちら」、「トップ」、「ホーム」などといった単体では意味を成さない省略語をアンカーテキストにしているケースをよく目にします。
省略している意味が分からない人はまずいないと思いますので、ユーザビリティー的には決して悪いわけではありませんが、SEO的にはちょっともったいない状態になっています。
SEOの順位決定要素の一つとしてバックリンクがあります。バックリンクというと一般的に外部のサイトからリンクを受けるイメージがありますが、同じサイト内から受けるリンクもちゃんとしたバックリンクの一つです。
バックリンクの効果を高める方法の一つとして、リンクテキスト(アンカーテキスト)にキーワードやキーワードに関係した語句を含めるのは、SEOではすでに常識化していることですが、外部から受けているバックリンクのアンカーテキストは、そのサイトの運営者が決めることですので、アンカーテキストにキーワードを含めて欲しいと思っても、自分ひとりではどうしようもありません。しかし、サイト内のバックリンクであれば、自分の所有物ですから簡単にアンカーテキストを変更することができます。
例えば下図のように、ページAを「名刺印刷」というキーワードでSEOを行っているとします。
現在、ページAに対してページBから「詳細はこちら」というリンクが貼れています。
このままでもユーザー動線的には問題ありませんが、アンカーテキストに「名刺」や「印刷」という単語は含まれていません。しかし、下の画像のように、ページBのアンカーテキストを「名刺印刷のサービス内容」とすると、アンカーテキストに「名刺印刷」というSEOに関係あるキーワードが含まれ、バックリンクの質が向上します。
一般的にトップページへのリンクを「トップ」とか「ホーム」としている場合が多いですが、トップページへのリンクは、ほぼ100%すべてのページに設置するリンクのため、トップページでSEOしているキーワードを含めたアンカーテキストにするだけでもサイト全体のページから受けるリンクの質が全体的に高まるため、大きな効果が期待できます。
このサイト内リンクの最適化を最大限利用したサイトが有名な「ウィキペディア」です。
ウィキペディアのサイト内には膨大な量のページが存在しますが、ひとつひとつのページにはドメイン外からのリンクはほとんど付いていません。その代わりに、ひとつひとつのページが固有のアンカーテキストで網の目のようにリンクし合っており、サイト内バックリンク効果を最大限に高めており、固有名詞等で検索すると必ずウィキペディアの固有ページが1ページ目に表示されます。
このように、バックリックを外部から調達しなくても選ぶキーワードとサイト内リンク構造の最適化だけでも十分に上位表示することが可能なのです。
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